琉球新報記事〈「大龍柱」永津氏寄稿について〉に係る
「経緯」と三つの「自家版小冊子」
− 敢えてブログ風にマスメディア凋落の現状を問う 2022年9月28日〜現在
2022年9月28日付で琉球新報紙に〈「大龍柱」永津氏寄稿について〉の記事が掲載され、その内容は、安里進氏の意見「論争ゆがめる誹謗中傷」に高江洲洋子記者が「経緯」を付すものであった。安里氏の意見には事実と異なる記述があり、これが事実と異なることを知りながらそのまま掲載したことに対して高江洲記者に厳重抗議し、発行責任者である島洋子編集局長を交えた話し合いの場を要求した。
以下が、1回目の話し合いが行われるまでの高江洲記者と私とのメールのやり取りである。
9月28日に琉球新報社に要求した島洋子編集局長を交えた話し合いの場は、こうして1ヶ月半以上の交渉の末、30分間という短時間で実現することになった。
11月17日の話し合い当日、短い時間であったので、私は、まずは事実誤認の安里氏の意見を高江洲記者が事実誤認と知りながらそのまま掲載したことの責任を問い、説明を求めた。しかし、島洋子編集局長の主張は、そもそも「捏造」や「改ざん」という言葉を使う際には論拠に一点の瑕疵もあるべきでないというもので、全く議論がすれ違っていた。
結局、30分間では終わるはずもなく、30分弱延長したが、すれ違いのまま、抗議文への回答は全く無かった。再度の話し合いを要求するのみであった。
このようなすれ違いの話し合いを繰り返しても意味がないと思い、議論はずれていても、琉球新報社が問題としているところから丁寧にすり合わせを行うため、「対話のための資料」を準備し、送ることにした。
以下がそのメールと添付送付した自家版冊子『琉球新報「誹謗中傷」記事への抗議:対話のための資料 Vol. 1』と『Vol. 2』である。
12月7日まで、この2通のメールへの返信は無く、12月8日になって次のようなメールが来た。
そして、12月12日に次のようなメールが来た。
琉球新報社は、抗議に対して何も見解を示さず、丁寧な話し合いに応じようともしない。
私は12月14日に次のようなメールを送った。
上記のメールを送っても、残念ながら。琉球新報社からは以降何の返信もない。
琉球新報社としては、2022年12月12日のメールで終わりとしたいのだろうが、この抗議に対して誠実に対応することなく、このまま放置することは、事実を報道すべき新聞社として、決して許されるものではない。